
2008年11月,三共出版より「新版 有機概念図 基礎と応用」(共著)が発刊されました。環境ホルモンについても有機概念図で概観しています。なお,同ページで有機概念図計算用Excelシート最新版もダウンロードできるようになりました!
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2007/09/11のRCSB PDB公表データ中に,ビスフェノールAが結合したエストロゲン受容体γがありました!
※本ページは『生活環境化学の部屋』内の環境ホルモン情報をまとめたもので,新規解説なども加えていく予定です.
1.環境ホルモンとは? …「ダイオキシン100の知識 」(東京書籍,1998/08/05 発行!)の原稿より抜粋再編
最近マスコミでも盛んに取り上げられている「環境ホルモン(内分泌撹乱物質)」の定義は定まっていませんが、1997年2月にアメリカで行われた会議では、『生体の恒常性、生殖、発生あるいは行動に関与する種々の生体内ホルモンの合成、貯蔵、分泌、体内輸送、結合、そしてそのホルモン作用そのもの、あるいはクリアランス、などの諸過程を阻害する性質を持つ外来性の物質』(環境庁資料の訳)とされました.
[引用者注]原著では,「エストロジェン」→「エストロゲン」,「アンドロジェン」→「アンドロゲン」,「シトクローム」→「チトクローム」.
[引用者注]P450についての詳しい解説書が発刊されました.
2.トピックス
[追加情報] 2002/01/05朝日新聞に『環境ホルモン、許容量以下でもネズミの精子減少 環境研』の記事.ビスフェノールAの低濃度効果の報告になりますが,関連情報として,研究グループの国立環境研究所・遠山千春環境健康領域長のサイト情報をご参照ください.
[追加情報] 2003/09/22,朝日新聞に,『プラスチック樹脂から出るBPA、胎児に影響のおそれ』の記事 ※広島大学・吉原新一助教授(研究内容)らによる
[追加情報] 2004/05/27,Chime利用コンテンツP450部分データ集を公開
[追加情報] 朝日新聞,河川に医薬品成分 排泄後に下水経由、生態系への影響も(2004/07/27)
[追加情報] 新潟日報,工場地下水からダイオキシン類(2005/12/02) ※続報等は随時ブログに記載
[追加情報] 岩手日報,サメ肝油からダイオキシン 耐容摂取量の4−8倍(2006/08/25) → 耐容一日摂取量を超過するダイオキシン類を含む鮫肝油製品について(厚生労働省,2006/08/29)
環境ホルモンのはたらき
特に問題になっている新たな脅威は、生物の存続を危うくする生殖や発育への深刻な影響です.生物の種類によって表れる障害は異なりますが、雌では性成熟の遅れ、生殖可能齢の短縮、妊娠維持困難・流産などが見出され、雄では精巣萎縮、精子減少、性行動の異常等との関連が報告されています.
具体例を列挙すれば、アメリカのアポプカ湖ではワニの雄の生殖器が小さくなり子ワニの数が減少(農薬DDTとその誘導体が原因*)、イギリスのある川では魚に雌雄同体が多数発生(洗剤に関連するノニルフェノールが原因)、世界各地のイルカやアザラシの大量死(PCBが原因の一部と考えられる例があります)、日本でのイボニシなどの貝の雌の雄化による繁殖低減(防汚剤として船底用塗料に含まれるトリブチルスズなどが原因)、等々で各地域独特の弊害があぶり出されています.
人間についても例えば精子数の減少が指摘され、デンマークでは1938年から1990年の間にほぼ半減というデータが示されました.この報告には反論と支持が出されましたが、他の国でも類似のデータが示され、動物実験での確認例もあって減少傾向は否定できないようです.日本でも、若者34人の精子濃度等の検査で、世界保健機関の基準を満たしたのが1名だけという報告がありました.
また、胚や胎児の段階での環境ホルモン暴露の影響は大きく、事故などで高濃度に曝されて生まれた子どもには、成長の遅れや行動上の問題が指摘されています.あとで述べるように、環境ホルモンは極めて微量でも作用するため、とりわけ様々なホルモンが重要な働きを示す胎児・乳児の時期に摂取した影響が、成長に伴ってあるいは次世代にどのように発現するのか、長期的な調査が必要です.
環境ホルモンの作用は、以下のように考えられています.生物のからだの中で正常なホルモンは、発生や発育などの諸段階において適宜特異的な生理活性を示します.ホルモンレセプターを刺激して遺伝子を活性化し、必要な生体反応を起こすのです.いわば細胞という工場のラインを動かす、スイッチの役目を果たしているわけです.ところが環境ホルモンは、レセプターに対してホルモンと同じような働きをして、不必要なときに工場を稼働させたり、正常ホルモンの働きを阻害して必要なときに工場が動かないようにしてしまいます.この結果、不要なものが過剰にできたり、必要なものが不足して、生体の正常な機能が果たせなくなります.中でも問題なのが、エストロゲン(女性ホルモンの一種)と類似した作用を示す化学物質が、エストロゲンレセプターと結合してタンパク合成を引き起こしたり、他のホルモンバランスを乱したりすることです(ホルモン類似物質).男性ホルモンのレセプターに結合して、男性ホルモンの働きを阻害するものもあります(ホルモン遮断物質).
環境ホルモンはこのように“スイッチ”のようなものですから、他の毒性に比べて極めて低い濃度で影響が表れます.この問題について世界中に警鐘を鳴らしたコル
ボーンらの著書「Our Stolen Future」ではそのことを、『タンク車660台分のトニックに、ジンを1滴たらした量』と表現(長尾力訳の翻訳版「奪われし未来」による)しています.また、生物濃縮(例)が大きな意味を持つことから、食物連鎖の上位のものほどその影響が顕著と考えられています.
もともとホルモンは、必要な時期に(早過ぎず遅すぎず)必要な濃度で(多過ぎず少な過ぎず)存在して、はじめて正常な働きをするようにできています.これは、生物が極めて微量な化合物を、繊細にコントロールしてその機能を維持するシステムを築き上げてきたこと物語っています.環境ホルモンの問題は、その生命システムを根幹から揺さぶる重大なものなのです.
〈引用文献〉筏義人,「環境ホルモン」,p.140,講談社ブルーバックス(1998)
初期反応
ひき起こされる現象
結果
物質
1.レセプターに結合
1.1 エストロジェンレセプター
エストロジェン様作用
(アゴニスト)内分泌攪乱
合成エストロジェン(DESなど),植物ホルモン,ヒドロキシPCB,ビスフェノールA,ノニルフェノールなど
1.2 アンドロジェンレセプター
抗アンドロジェン作用
(アンタゴニスト)内分泌攪乱
p,p'-DDE(DDTの代謝物),フタル酸エステルなど
1.3 Aha)レセプター
P-450の合成(酵素誘導)
発ガン,
内分泌攪乱ダイオキシン類,PCB,DDTなど
2.シトクロームP-450による代謝
反応中間体の生成
(毒性活性化)発ガン,
内分泌攪乱ダイオキシン類,PCB,DDTなど
3.アロマターゼb)に結合
アロマターゼの作用阻害
エストロジェン濃度減少
HCHなど
4.TBGc)に作用
甲状腺ホルモンの減少
発育抑制
有機スズ
5.神経・免疫系分子と相互作用
神経系・免疫系ネットワークの攪乱
ダイオキシン類,PCBなど
b) P-450の一種で,アンドロジェンをエストロジェンに変換する酵素
c) 甲状腺ホルモンを結合するグロブリン
酵素誘導,P450などについては,P450部分データ集,「ステロイドホルモンの生合成と代謝」(下図掲載),「ダイオキシン100の知識 」のページも参照.

◎大村恒雄・石村巽・藤井義明 編,「P450の分子生物学」,講談社サイエンティフィク(2003)
〈引用文献〉茅幸二ほか,「岩波講座・現代化学への入門18 化学と社会」,p.110,岩波書店(2001)
物質名
急性毒性
〔mg (kg体重)-1〕子宮重量毒性
〔mg (kg体重)-1 day-1〕生殖毒性
〔mg (kg体重)-1 day-1〕何らかの毒性
〔mg (kg体重)-1 day-1〕
ジエチルスチルベストロール(DES)
2500
0.001
0.0075
0.0075
エチニルエストラジオール
>5000
0.002
0.010
0.010
エストラジオール
弱い
0.050
0.16
0.16
ゲニステイン
28
67
67
ノニルフェノール
2000
50
50
15
オクチルフェノール
>2000
200
>150
70
ビスフェノールA
3250
200
437
50
[引用者注]「化学と社会」p.112には,“低濃度効果(逆U字現象”についての記述があります.またノニルフェノールの魚類に対する環境ホルモン効果に関するデータを含む環境省報告(2001/08/03)も参照してください.
NHKサイエンスアイ#では,1997/05/17#(アーカイブス情報),1997/06/21#の2回に渡って「環境ホルモン」の話題を取り上げました(第3回は 1998/01/31# 放送).環境ホルモンとは内分泌撹乱物質(Endocrine Disruptors)のことで,“生体内でホルモンのようなふるまいをして本当のホルモンの働きを撹乱して生殖機能などに大きな影響を及ぼす合成化学物質”の総称です.現在約70化合物が知られていますが,そのリストの例(海外の資料の和訳)といくつかの化合物を紹介するページ(その1,その2)を作成しました.
1998/11/14・11/21 には,シリーズ環境ホルモン「メカニズムはどこまで分かったか」#,「人間の生殖異変は始まっているか」#が,1999/06/05には「動き出す環境ホルモン対策」#,2000/02/03には「コルボーン博士が語る環境ホルモン汚染」#が放映されました(番組ページへのリンクが切れた場合は,NHKサイエンスアイ検索ページ#で“環境ホルモン”をキーワードにサーチ).
2002/01/05,「環境ホルモン・最新メカニズムにせまる」が放映され,以下の参考情報に関連する内容などが放送されました.
[追加情報] 2001/12/27,IP WEBに『化学物質の環境ホルモン作用で182物質確認−−経産省と厚労省が測定成功』の記事.“レポーター遺伝子法(レポータージーンアッセイ)”による成果で,同法に触れている情報例としては以下をご参照ください. → 1(経済産業省)<内分泌かく乱作用に関する試験法開発状況について(2001/10/06)・同(2002/06/10)[どちらもPDF]>,2(国立環境研究所),3(厚生労働省),4(同),5(環境省)[PDF],6(環境ホルモン検出キット)
また,上記「内分泌かく乱作用に関する試験法開発状況について」で解説されている3D-QSARについては,以下のページを参考にして下さい. → 環境ホルモンとして疑われている化合物の分子情報/3次元構造活性相関手法(3D-QSAR)の紹介
[追加情報] 毎日新聞,ダイオキシン:分解できるセラミックス繊維 宇部興産が開発(2002/03/07)
[追加情報] 毎日新聞,ダイオキシン:検出された農薬を回収指示 農水省(2002/04/12)
[追加情報] CNNニュース,低濃度でもメス化を誘発と 除草剤利用の環境ホルモン?(2002/04/18) ※アトラジンのChime分子(記事は1993年当時),ChemFinder情報
[追加情報] 2002/06/14,環境省の「平成14年度第1回内分泌攪乱化学物質問題検討会について〔内分泌攪乱作用に関する有害性評価結果(人健康影響,生態系影響)について〕」において,4-オクチルフェノールについて生態系影響(魚類)に関する有害性評価で内分泌撹乱作用が確認されたとの結果報告がありました.その一方同じ試験を行った9物質については,オクタクロロスチレン,フタル酸ブチルベンジル,フタル酸ジエチル,トリフェニルスズでは内分泌撹乱作用が認められず,フタル酸ジ-n-ブチル,フタル酸ジ-2-エチルヘキシル,フタル酸ジシクロヘキシル,アジピン酸ジ-2-エチルヘキシル,ベンゾフェノンについては追試中としています.また後者9物質の「げっ歯類を用いた1世代試験」及び「試験管内(in vitro)試験」では,内分泌撹乱作用は認められなかったとしています(フタル酸ジ-n-ブチルについてはこちらでも追試). ※EICニュース/4-オクチルフェノールの魚類に対する環境ホルモン作用を確認(2002/06/17),朝日新聞記事(2002/06/27),各紙の環境ホルモン報道(市民のための環境学ガイド,2002/06/15),SPEED'98、事実上自己崩壊か?(中西準子さん,2002/07/08),環境ホルモンとして疑われている化合物の例,参照.
[追加情報] Yahoo!ニュース,子宮内膜症の患者、腹水に高濃度環境ホルモン〈ビスフェノールA〉…岡山大(2002/06/29)
[追加情報] 読売新聞,ビスフェノールAの影響、卵子受精不能も〈マウスでの実験〉…東京大(2002/07/06)
[追加情報] 毎日新聞,ビスフェノールA、微量でも… マウス、子育て不熱心に−−米教授が確認(2002/07/14)
[追加情報] 朝日新聞,環境ホルモン物質など51物質、人体への影響調査へ(2002/07/11) ※合成ゴム原料のポリ塩化ナフタレン,はっ水剤などに使われていたペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)など
[追加情報] 毎日新聞,環境ホルモン:米の化粧品にフタル酸エステル類が含まれる(2002/07/11)
[追加情報] NHK総合テレビ「クローズアップ現代」,カネミ油症事件・34年目の新事実(2002/07/23) ※カネミ油にはPCDFが含まれていることは知られていましたが(例えば「ダイオキシン100の知識」p.26参照;PCDFの分子モデル等はこちら),最近になって被害者の体内に高濃度のPCDFが残存していることが判明.→ カネミ油症被害者に対するダイオキシン調査始まる(朝日新聞,2002/07/23)
[追加情報] NHKニュース,子供周辺の環境ホルモン調査(2002/07/27) ※東京都で実施
[追加情報] 電中研が携帯型の環境ホルモン測定器、ppt感度が10分で(日刊工業新聞,2002/08/02) → 現場で環境ホルモンが検出できる携帯型測定器を開発(電力中央研究所,2002/08/01)
[追加情報] WHOのサイトに“ENDOCRINE DISRUPTING CHEMICALS: NEW PUBLICATION SHOWS NEED FOR FURTHER RESEARCH”のアナウンスが出ています. → new@ipcs/GLOBAL ASSESSMENT OF THE STATE-OF-THE-SCIENCE OF ENDOCRINE DISRUPTORS | 別版(ehp Online) ※環境ホルモン学会ニュースレター(Vol.5・No.1),EICニュース(2002/08/23)参照
[追加情報] 毎日新聞,環境ホルモン:吸うと縮む特殊ゼリー開発 関西大グループ(2002/08/19)
[追加情報] 朝日新聞,魚などの微量水銀、胎児への影響を初調査へ 環境省(2002/08/20)
[追加情報] 朝日新聞,無登録農薬の土壌処理殺菌剤、群馬県内で販売(2002/09/03) ※農水省資料[PDF]参照
[追加情報] 2002/10/01,科学技術振興事業団がWebラーニングプラザ(技術者Web学習システム)を公開し,例えば映像型教材の薬毒物の分離・精製技術では「ダイオキシンの高精度分離分析」を参照可能です. ※本情報は,Academic Resource Guide発信のメールマガジン142号で知りました.
[追加情報] 2002/10/07,環境省の「平成14年度第2回内分泌攪乱化学物質問題検討会について」において,2001年度に選定したリスク評価に取り組む20物質に加えて,今回以下の8物質が追加されました.
ヘキサクロロベンゼン,ヘキサクロロシクロヘキサン,クロルデン,オキシクロルデン,trans-ノナクロル,DDT,DDE,DDD
[追加情報] 読売新聞,コイやカエル「メス化現象」(2002/10/07) ※環境省の全国調査結果から(ノニルフェノールによる可能性) → 上掲環境省資料(2002/10/07)も参照
[追加情報] 産業技術総合研究所,ダイオキシン濃度の簡易計測技術を開発(2002/10)
[追加情報] 毎日新聞,防カビ剤:微量でも精子に障害 京都府立大の研究グループ(2002/10/24)
[追加情報] 2002/11/16-17に東京大学駒場キャンパスで開催された科学技術社会論学会(STS学会)第1回年次研究大会のシンポジウム『科学技術への市民参加 ―主役となる市民』において,霞ヶ浦流域に続いて国内外の死産性比と出生性比について調査・報告(資料例1,2)している水野玲子氏の発表と討論がありました.
[追加情報] 読売新聞,カネミ油症、女性の被害なお深刻…市民団体調査で判明(2003/02/05) → カネミ被害女性に生殖器病気(NHK,2003/02/11) → 女性の半数に生殖障害 カネミ油症の被害者調査(京都新聞,2003/02/05)
[追加情報] 朝日新聞,水道水の水質基準10年ぶり見直し 「地域特性」導入も(2003/03/03)
[追加情報] 朝日新聞,化学物質、放射性物質の発がん危険性、赤ちゃんは10倍(朝日,2003/03/04) → EPAの該当アナウンス等(2003/03/03)
[追加情報] NHK,排ガス マウスの胎児に影響か(2003/03/15)
[追加情報] 朝日新聞,有害化学物質、年間排出量は90万トン 環境省など集計(2003/03/20) → 平成13年度PRTRデータの概要について −化学物質の排出量・移動量の集計結果の概要−(環境省,2003/03/20),有害化学物質削減ネットワーク(Tウオッチ)
[追加情報] Y!ニュース,子宮内膜症の原因、アレルギー反応の可能性(2003/04/09)
[追加情報] 朝日新聞,身近な紙製品から環境ホルモン溶出の恐れ 大阪市環境研(2003/05/07) ※ビスフェノールAと発がん性の4,4'-ビス(ジメチルアミノ)ベンゾフェノン(発がん性化合物の例参照)
[追加情報] 2003/05/29,NHKニュース,京都新聞などで,ダイオキシンの環境ホルモン作用解明というニュース.研究グループの加藤茂明教授の研究室は東京大学・核内情報研究分野. → ダイオキシンによる女性ホルモン撹乱作用機構の解明(大竹,加藤),Nature日本語版の記事(要・利用者登録)
[追加情報] 朝日新聞,メカジキなど妊婦は週2回以下に 水銀評価踏まえ厚労省(2003/06/03)
▼以下関連情報
[追加情報] ミレニアム・プロジェクト/ダイオキシン類・環境ホルモン対応プロジェクト(首相官邸)
[追加情報] 環境ホルモンの確認試験へ ビスフェノールAで環境省(Y!ニュース,2003/06/12) → 平成15年度第1回内分泌攪乱化学物質問題検討会について(環境省,2003/06/12) → ビスフェノールAの魚類への環境ホルモン作用の疑い強まる 追加試験実施へ(EICニュース,2003/06/12)
[追加情報] 2003/07/04のNHK教育テレビ・サイエンスZEROで「ダイオキシンを減らせ〜ごみ処理技術最前線〜」を放映.
[追加情報] 朝日新聞,船舶塗料の有機スズ化合物でヒラメ、メスからオスへ(2003/08/09)
[追加情報] 京都新聞,脳機能や性行動に影響 妊婦摂取 胎児時のダイオキシン(2003/08/29) ※山梨大学医学部・前田秀一郎教授らによる
[追加情報] 朝日新聞,有機スズ化合物、魚介類内で数十倍に 食物連鎖で濃縮(2003/08/31) ※水産総合研究センター瀬戸内海区水産研究所・池田久美子研究員らによる
[追加情報] Protein Data Bank (RCSB PDB)のMolecule of the Month(2003/09)に,Estrogen Receptor/Estrogen and Cancer/Exploring the Structure(下図左)/List掲載 ※参考:Exciteによる和訳,PDB部分データリスト(要Chime)の1a52・1hcq・1qku・3ert,PDBデータLigand結合部位の1hcq(下図右;クリックで拡大)

[追加情報] ベニザケはPCBを大量に運ぶ「生物学的なポンプ」(Nature,2003/09)
[追加情報] PCB、微量で脳の発達阻害 科学技術振興機構が解明(朝日,2003/10/13) ※科学技術振興機構の研究チームによるもので,「科学」(岩波書店)11月号に記事掲載予定
[追加情報] 朝日新聞,ダイオキシン報道、テレ朝が逆転敗訴 最高裁に差し戻し(2003/10/16)
[追加情報] Y!ニュース,環境ホルモンリスト見直し 生殖機能以外にも影響か(2003/11/04)
[追加情報] 京都新聞,化学物質のデータ一元化 厚労など3省、別管理2万8000種(2003/11/04)
[追加情報] Y!ニュース,<有害化学物質>「予防原則」検討 因果関係不十分でも規制(2003/11/12) ※環境省で委員会を設けて検討開始 → 環境省サイトの“予防原則”検索結果
[追加情報] JST,脳で女性・男性ホルモンが合成されることを発見 ─記憶学習の活性化や脳での内分泌かく乱と関連の可能性(2003/12/24)
[追加情報] 毎日新聞,環境ホルモン マイレックスを国内初検出 環境省(2003/11/14) …6種の野生生物の体内から(マイレックスの構造は化合物リスト例またはPOPs資料)→ 平成15年度第2回内分泌攪乱化学物質問題検討会について(環境省,2004/01/05) ※新たにリスク評価に着手する8物質追加選定:アルドリン,エンドリン,ディルドリン,ヘプタクロル,マイレックス,ケルセン,マラチオン,ペルメトリン
[追加情報] 進む新種の科学物質汚染 難燃剤やフッ素化合物(京都新聞,2004/01/30) → WWF report highlights new chemical concerns (2004/01/29)
[追加情報] 『子どもと化学物質 〜解明進む健康への影響〜』(NHKクローズアップ現代,2004/02/05) ※番組で紹介した施設・資料等の例:アレルギーの診療について(角田医師),平成14年度 食事由来の化学物質曝露量推計調査結果(東京都健康局地域保健部)
[追加情報] 朝日新聞,環境ホルモン疑いの殺虫剤「ケルセン」、6社自主回収へ(2004/03/22)
[追加情報] NHK,PCB 脳の成長阻害の可能性(2004/03/22) ※群馬大学・鯉淵典之教授らによる(2002年の関連情報)
[追加情報] 朝日新聞,ダイオキシン規制で停止のごみ焼却施設、8割が「放置」(2004/03/26)
[追加情報] 朝日新聞,女性ホルモンで東京湾の魚がメス化 尿に含まれ海へ(2004/04/03)
[追加情報] 朝日新聞,カネミ油症の被害者147人が日弁連に人権救済申し立て(2004/04/06)
[追加情報] 京都新聞,へその緒からPCB検出 母から子に入り込む(2004/04/11)
[追加情報] 2004/05/17,Chime利用コンテンツPCBの生分解反応(バイオレメディエーション)を公開

[追加情報] Y!ニュース,低濃度の環境ホルモン、哺乳類への影響確認できず(2004/06/01) ※67種類の化学物質中19物質について
[追加情報] 京都新聞,今秋にも新診断基準作成 カネミ油症事件で厚労省研究班(2004/06/18)
[追加情報] Y!ニュース,100倍の感度で免疫反応検査 九大グループが新装置(2004/06/22)
[追加情報] 毎日新聞,猛毒ダイオキシン:無害化する分解菌、汚泥中に−−アサヒビール・東大チーム発見 ※参考:PCBの生分解反応(バイオレメディエーション)
[追加情報] 朝日新聞,プランクトンの中にもプラスチック――深刻化する海洋汚染(2004/06/23) → Hotwired詳報
[追加情報] 京都新聞,海汚さない船底塗料を開発 網目構造に抗菌剤閉じ込め(2004/06/28) ※奈良先端科学技術大学院大学・藤木道也教授(講座のページ)らによる
[追加情報] NHK,男子の死産の割合 急増(2003/07/01) ※日本体育大学・正木健雄名誉教授らによる → 妊娠初期の男児死産の比率、女児の10倍に(朝日,2003/07/02)参考:水野玲子・綿貫礼子,『男の子はいずこへ? 日本および海外の出生児の性比研究』,「環境ホルモン【文明・社会・生命】」2号,藤原書店(2001)
[追加情報] 朝日新聞・千葉版,化学物質から赤ちゃん守る 千葉大に拠点(2004/07/04)
[追加情報] 毎日新聞,母乳:国内未使用の農薬が微量検出 愛媛大など(2004/07/05) ※トキサフェン(2000年・POPs廃絶12化合物参照)
[追加情報] 毎日新聞,化学物質:子どもは敏感 アレルギー原因にも−−環境省が調査(2004/07/05) → 化学物質:東京都が子ども対象ガイドラインを策定 全国初(毎日,2004/07/03)
[追加情報] 毎日新聞,デュポン社:「テフロン製造時、有害物質」−−米環境保護局、未報告で処分へ(2004/07/09)
[追加情報] 朝日新聞,ビスフェノールAに環境ホルモン 環境省、魚へ作用確認(2004/07/27) → 環境ホルモン 新たに断定(NHK,2004/07/27) → 平成16年度第1回内分泌攪乱化学物質問題検討会について(環境省,2004/08/10)
[追加情報] 毎日新聞,食用油:加熱で生じる2物質「健康へのリスク高い」環境省(2004/07/27) ※アクロレインとピリジン → 塩ビ原料など危険性調査 環境省、人への健康懸念(Y!ニュース,2004/07/27) ※他に1,2-ジクロロエタン → 化学物質の環境リスク初期評価等〔第3次とりまとめ〕の結果について(環境省,2004/07/26) → 食用油などの化学物質 調査へ(NHK,2004/08/09)

アクロレインとピリジン(Chime分子;acrolein,pyridine,1,2-dichloroethane )
[追加情報] 毎日新聞,ダイオキシン:ごみ焼却炉からの削減目標達成(2004/08/06) → 廃棄物焼却施設の排ガス中のダイオキシン類濃度等について(環境省,2004/08/06)
[追加情報] 産総研,心の病を引き起こす環境化学物質を特定する新しい技術の確立 −脳に影響を及ぼす化学物質を動物で評価−(2004/08/25) → 環境ホルモン:脳発達に影響 産総研などが動物実験で確認(毎日新聞,2004/08/26) ※参考:ADHD薬
[追加情報] 京都新聞,毒性はダイオキシンと同等 臭素系物質の評価実験(2004/09/07) ※国立環境研究所循環型社会形成推進・廃棄物研究センター 酒井伸一センター長らによる → 参考:はっ水剤・難燃剤の生物体内蓄積性
[追加情報] 毎日新聞,ダイオキシン:03年の排出量は前年より6割減 環境省(2004/09/27) → 平成15年度ダイオキシン類に係る環境調査結果について(環境省,2004/09/27)
[追加情報] 朝日新聞,クボタ「品川処理」を断念 ダイオキシン汚染物処理問題(2004/09/29) ※豊能郡美化センター廃炉の高濃度ダイオキシン汚染物
[追加情報] 京都新聞,魚介類「健康に影響なし」 水産庁のダイオキシン調査(2004/09/29) → 平成15年度農畜水産物に係るダイオキシン類の実態調査の結果について(農林水産省,2004/09/29)
[追加情報] Y!ニュース,カネミ油症 認定見直し PCDF基準追加 厚労省23年ぶり(2004/09/30)
[追加情報] 住まいの科学情報センター,予防原則に関する研究会報告書―環境省―(2004/10/23) → 環境政策における予防的方策・予防原則のあり方に関する研究会報告書(環境省)
[追加情報] 公開シンポジウム:「内分泌かく乱化学物質のリスクコミュニケーション」−平成16年度厚生労働科学研究費補助金化学物質リスク研究事業−(2004/12/11開催,東京都港区南青山・フロラシオン青山)
[追加情報] EICニュース,EPA 化学物質による健康影響の評価状況を追跡するシステムを導入(2004/11/26)
[追加情報] 毎日新聞,環境ホルモン:67物質のリスト廃止 環境省(2004/11/30) → 環境ホルモン:環境省、67物質のリスト廃止 環境NGOは反発(毎日,2004/12/06) → 「環境ホルモン戦略計画SPEED'98」改訂ワーキンググループ会議〔第8回〕資料一覧(環境省,2004/12/06)/同〔第10回〕(2004/12/13) → 「化学物質の内分泌かく乱作用に関する環境省の今後の対応方針について(案)」に対する意見の募集について(環境省,2004/12/28)/添付資料
[追加情報] 産業技術総合研究所,環境化学物質による心の病の可能性(2004/12/03)
[追加情報] 朝日新聞,ウクライナ大統領選野党候補、体内から猛毒ダイオキシン(2004/12/12)
[追加情報] ARG作業メモ,新着・新発見リソース/ダイオキシン応答性遺伝子データベース(2005/01/15) → ダイオキシン応答性遺伝子データベース(国立環境研究所)
[追加情報] 中西準子さん,「環境省のシンポジウムを終わって−リスクコミュニケーションにおける研究者の役割と責任−」(2004/12/24) → 謝罪(2005/01/20)
[追加情報] 河北新報,細胞核内部の受容体関与 環境ホルモン作用の機構(2005/01/27)
[追加情報] 毎日新聞,どうなった?環境ホルモン:/上 リスト廃止 独り歩きで「不安感も」(2005/01/27),中 戸惑う現場 廃止の評価に温度差(2005/01/28),下 分かれる評価 残った課題、研究これから(2005/01/29)
[追加情報] ロイター,北極、化学廃棄物による汚染進む=世界自然保護基金(2005/02/17)
[追加情報] 2005/03/05のNHK教育テレビ・サイエンスZEROで「絶滅危惧(きぐ)種はなぜ増える 忍び寄る化学物質汚染」を放映(再放送予定:03/08深夜〔日付は03/09〕0:00〜).
[追加情報] 毎日新聞,シャチ集団死:死体から異常に高いPCBを検出 北海道(2005/03/06)
[追加情報] Dr赤ひげ.COM,エストロゲン、閉経を境に正反対の作用(2005/03/07)
[追加情報] 読売新聞,「環境ホルモン」疑い物質、哺乳類への影響確認できず(2005/03/09)
[追加情報] 反農薬東京グループ,環境ホルモンSPEED98→ExTEND2005リスト廃止に反対しよう(2005/03/10,電子版テキスト配布開始)
[追加情報] 熊本日日,環境ホルモン研究で新戦略 すべての化学物質を対象に(2005/03/14) → 「化学物質の内分泌かく乱作用に関する環境省の今後の対応方針について−ExTEND 2005−」の公表について(環境省,,2005/03/14) → 化学物質の内分泌かく乱作用に関する環境省の今後の対応方針について ― ExTEND 2005 ― (2005年3月)
[追加情報] 毎日,有機塩素系農薬:マイレックスなど大気中から初検出(2005/03/31) → 平成15年度化学物質環境実態調査結果について(環境省,2005/03/31) ※EICニュース参照
[追加情報] 毎日,西ナイル熱:防止ガイドライン「一部殺虫剤の除外を」−−鳥学会、厚労省に要望書(2005/04/21)
[追加情報] 朝日,変わる環境ホルモン対策/自然界の「異変」を重視/特定物質「摘発」から転換(2005/04/23)
[追加情報] FOOD・SCIENCE,環境ホルモン対策は新しくExTEND2005体制に(2005/05/24)
[追加情報] 毎日,カネミ油症:患者の2世、5割に症状 深刻さ浮き彫り−−市民団体調査(2005/05/25)
[追加情報] NHK教育TV,「環境ホルモン問題をどう伝えていくのか」(土曜フォーラム,2005/05/28・23:30〜0:40) → 「第7回内分泌攪乱化学物質問題に関する国際シンポジウム」/パネルディスカッション
[追加情報] 朝日,低濃度PCB、焼却へ 環境省「高温なら安全」と判断(2005/06/06)
[追加情報] 読売,血中PCB濃度、高齢者ほど高く…千葉大調査(2005/06/21) ※次世代環境健康学センター(「ヒトのポリ塩化ビフェニール (PCB) 曝露状況に関する調査研究」へのご協力下さる方の募集について参照)による調査(2005/07/06付け環境新聞,2005/07/23付け朝日新聞に詳細)
[追加情報] 毎日,環境省:家電の有害物質表示を義務付け 環境汚染防止へ(2005/06/25) → 家電「R」マークは有害物質使用、来夏から表示義務(読売,2005/07/31) → 有害物質使用 家電マークの図案決まる(読売,2005/08/01) ※Pb,Hg,Cd,六価Cr,PBB,PBDE(PFOS類とPBDE類参照)の6種
[追加情報] 朝日,体内ダイオキシン、高脂血症薬で削減 千葉大教授ら発表(2005/07/02) ※森千里教授らによるコレスチミド(DBGET情報)を用いた研究
[追加情報] 朝日,ダイオキシン濃度と子宮内膜症、日常摂取なら「無関係」(2005/07/07) ※厚生労働省の研究班による
[追加情報] 北國新聞,枯れ葉剤の影響解明へ 金大・金沢医科大チーム、ベトナムで調査(2005/07/20)
[追加情報] 朝日,化粧品防腐剤、紫外線で老化促す作用 京都府立医大調査(2005/08/25) ※参考:第12回内分泌かく乱化学物質の健康影響に関する検討会議事録(厚生労働省,2001/10/16) …さい帯血や母乳からメチルパラベン検出 → 化粧品の成分/パラベン
[追加情報] 日本消費者新聞,臍帯血から有害な難燃剤、香水、環境ホルモン=WWF-UK、有機フッ素化合物も検出か(2005/09/09)
[追加情報] FujiSankei Business i.,リンスの成分、貝の中に高濃縮 日大の研究グループが確認(2005/09/10) ※参考:界面活性剤の種類
[追加情報] 東京新聞,市販マグロにPCB 北海道医療大など調査 最大で規制値の9倍(2005/09/14) ※遠藤哲也講師らによる(参考:イルカの肉の水銀汚染報告)
[追加情報] 読売,DDTは環境ホルモン、環境省がメダカの試験で確認(2005/10/02)
[追加情報] 毎日,ダイオキシン:発生触媒のメカニズムを解明 京大(2005/10/23) → ごみ焼却時のダイオキシン類生成過程への一端を解明 − ダイオキシンを発生させないごみ焼却への道がひらける −(SPring-8,2005/10/21) ※高岡昌輝助教授らによる
[追加情報] 朝日,埋設農薬、12道府県で汚染確認 本社全国調査(2005/11/24) ※2000年・POPs(残留性有機汚染物質)廃絶12化合物参照
[追加情報] 反農薬東京グループ,環境ホルモンリストアップ農薬の評価結果と農薬工業会の見解(2005/11) → 環境省の環境ホルモン戦略計画「SPEED'98」および化学物質の内分泌かく乱作用に関する今後の対応方針「ExTEND2005」について(農薬工業会,2005/10/03)
[追加情報] 京都新聞,化学物質がサンゴに悪影響 東大など実証実験(2005/11/25) → サンゴに影響を及ぼす化学物質のリスク <暴露試験で生育の阻害を確認 代替船底塗料も>(WWFジャパン,2005/11/24) ※東京大学・渡辺俊樹助教授らによるTBT,ジウロン(DCMU;下図),ジクロルボス(DDVP)の影響の研究(本ページ関連情報参照)

ジウロン(Chime分子)
[追加情報] 朝日新聞,化学物質リスク評価 子どもへの影響に着目 環境省方針(2006/01/10)
[追加情報] 朝日新聞,ダイオキシンひと飲みスーパー細菌 京大グループ発表(2006/01/15) → 関連資料例(村田幸作教授)/イメージ画像 ※バイオニクス,2006年4月号,p.70 に記事掲載
[追加情報] 北海道新聞,農薬に含まれる毒物、タンチョウから検出 環境省、散布自粛要請へ(2006/03/23)
[追加情報] 京都新聞,体内の蓄積量は変化なし ダイオキシン、暴露量は減(2006/03/30)
[追加情報] Y!ニュース,ダイオキシン:佐渡の最終処分場で検出 /新潟(2006/04/16)
[追加情報] 西日本新聞,油症患者33年ぶり団結 カネミ被害者が「全員集会」 抜本救済を要望 北九州(2006/04/17)
[追加情報] 毎日新聞,ディーゼル排ガス:胎児に影響、自閉症発症の可能性(2006/06/04)
[追加情報] 中日新聞,市販の魚に新種汚染物質 摂南大が確認(2006/06/20) ※太田壮一助教授らによる塩素・臭素化ビフェニール(PXB)の検出 → 参考(PCBについて):ダイオキシン類の毒性等価係数
[追加情報] 東京新聞,高脂血症治療薬で治験へ カネミ油症で研究班(2006/06/23) ※コレスチミド(colestimide)
[追加情報](番組情報) NHK総合TV,ためしてガッテン「?にお答えします〜環境ホルモン」(2006/06/28・20:00〜放映) ※参考(「コンピューターで環境ホルモンを探せ!」に関して):「内分泌かく乱化学物質の健康影響に関する検討会 中間報告書追補その2」より『試験スキーム』の in silico スクリーニング試験
[追加情報] FOOD・SCIENCE,松永和紀のアグリ話●「沈黙の春」の検証が進まない不思議な国ニッポン(2006/07/06)
[追加情報] 毎日新聞,環境ホルモン:化学物質36種類「人に作用する恐れない」(2006/07/11) ※ノニルフェノールほか
[追加情報] 朝日新聞,たばこの毒、細胞内ではダイオキシン並み 山梨大研究(2006/07/13)
[追加情報] 東京新聞,家のほこりに汚染物質 食品からの摂取上回る(2006/07/22) ※臭素系ダイオキシンや有機スズ化合物など
[追加情報] 北海道新聞,有害物質の影響が顕在化 ホッキョクグマやアザラシ(2006/08/01) → 報告書:北極の野生動物の健康に有害化学物質が影響(WWFジャパン,2006/07/27)
[追加情報] 京都新聞,ビスフェノールA 胎児の脳形成に異常? 京都府立医大教授ら解明(2006/08/17) ※伏木信次教授らによる
[追加情報] 西日本新聞,難燃剤汚染、アジアに拡大 愛媛大、海洋生物調査(2006/08/15) ※ヘキサブロモシクロドデカン(HBCDs) → 参考:はっ水剤・難燃剤の生物体内蓄積性(Jmol版)

HBCDsの例 1,2,5,6,9,10-ヘキサブロモシクロドデカン(異性体あり)
[追加情報] 日経,カネミ油症被害者が集会、救済立法求める(2006/09/24)
[追加情報] EICニュース,食品からのダイオキシン類一日摂取量、17年度は体重1kgあたり約1.20pg-TEQに(2006/09/26) → 平成17年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査等の調査結果について(厚生労働省,2006/09/26)
[追加情報] ENVIROASIA,カネミ油症被害者らが集会 国に救済求め決議(2006/10/13)
[追加情報] 読売,母乳のダイオキシン濃度、90年代調査に比べ半減(2006/10/19)
[追加情報] 読売,「カネミ」被害孫まで?へその緒に高濃度ダイオキシン(2006/11/10)
[追加情報]西日本新聞, 販売おもちゃに有害物質を検出 トイザらス回収へ(2007/02/02) ※フタル酸ジエチルヘキシル(DEHP)
[追加情報] 製品評価技術基盤機構,平成17年度PRTRデータが公開されました。併せて、過去のPRTRデータが改訂されました(2007/02/23) ※EICニュース参照
[追加情報] 製品評価技術基盤機構,「化学物質のリスク評価について−よりよく理解するために−」を改訂しました(2007/02/28)
[追加情報] 朝日,ボラの「メス化」現象、韓国でも 環境ホルモン影響か(2007/03/07)
[追加情報] 西日本新聞,カネミ油症 与党救済策固まる 全認定患者に一時金 研究機関設置も提言(2007/03/29)

[追加情報] 京都新聞,アレルギー増に関連か PCBなどの環境ホルモン(2007/05/11) ※テキサス大学・堀内照美准教授らによる
[追加情報] 毎日,カネミ油症:長崎五島市が対策本部設置 自治体では全国初(2007/06/27)
[追加情報] EICニュース,EPA 環境ホルモン調査を実施する 殺虫剤成分73種をリストアップ(2007/06/11) → EPA Advances Public Health and Environmental Protection with New Pesticide Screening(EPA,2007/06/11)/June 2007 Draft List of Chemicals for Initial Tier 1 Screening

[追加情報] 毎日,ビスフェノールA:基準以下でも胎児に影響(2008/05/14)
[追加情報] 読売,カネミ油症の新認定患者、賠償求め初の集団提訴(2008/05/23)
[追加情報] 朝日,哺乳びんなどに使用 ビスフェノールAの安全性評価諮問(2008/07/08)
[追加情報] 中日新聞,生体むしばむ化学物質 ショック母乳も血液も(2008/09/29)
[追加情報] 毎日,環境ホルモン:15物質を調査へ 環境省(2008/10/01)
◎関連資料から引用(まだ環境省から正式には公開されていないため;異なっている可能性あり):ExTEND2005 における詳細調査の検討について(H19 第1回 ExTEND2005 作用・影響評価検討部会,2007/11/06)[PDF] p.2 → 分子モデル一覧(分子群の場合はその一例)
“15物質とその主な用途は以下のとおり。
エストロン(女性ホルモンの代謝物質)、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸及びその塩(洗剤)、2,4,6-トリブロモフェノール(樹脂添加剤)、2,4-トルエンジアミン(ポリウレタン合成原料)、o-ジクロロベンゼン(失効した殺虫剤)、p-ジクロロベンゼン(未登録の防虫剤)、N,N'-ジメチルホルムアミド(人工皮革)、ヒドラジン(ロケット燃料)、ペルフルオロオクタン酸(フッ素ポリマー製造時の助剤)、フェンチオン(農薬(殺虫剤))、トリフルラリン(農薬(除草剤))、カルバリル(NAC)(農薬(殺虫剤))、トキサフェン(未登録の殺虫剤、POPs)、ビンクロゾリン(失効した殺菌剤)及びメトキシクロル(失効した殺虫剤)”

[追加情報] 読売,化学物質の胎児への影響、ES細胞で解明へ…国立環境研(2008/10/06) ※サリドマイド,ビスフェノールA,ダイオキシン,PCB,有機塩素系農薬など
[追加情報] 朝日,化学物質、全2万種届け出義務化 現行1千種、法改正へ(2008/10/23)
[追加情報] EICニュース,フランス 内分泌かく乱物質対策を強化(2008/11/25) ※Googleによる原報和訳
[追加情報] 毎日,講演会:「化学物質の環境リスク」、参加者募集(2008/12/01) → 平成20年度 化学物質の環境リスクに関する国際シンポジウム 〜未来に翔く子どもたちのために〜(2008/12/14-15,東京都江東区有明・東京ビッグサイト)
[追加情報] 毎日,子どもの病気:化学物質との関連解明で母子6万組を調査へ(2008/12/22) → 子どもの健康と環境に関する全国調査(環境省)
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3.参考文献・ホームページなど [PDF]とある情報は,PDFファイルのためAcrobat Readerが必要です.

4.本サイト内の関連情報 …上記情報とも重複(一部ページは分子表示用plug-inが必要です)
●特定の機関や分野を対象とした検索システムなど
●サーチエンジンによる検索とオンライン書店による書籍検索
googleによる“環境ホルモン”検索
“環境ホルモン 内分泌撹乱 攪乱 かく乱 ダイオキシン”のOR検索
※以下は通常検索用(任意キーワード)
《参考》 Google Image Searchによる“dioxin”検索結果 → 画像で学ぶ環境問題
※掲載情報例:『将来を汚染している:子どもの発達と学習に影響を与えるアメリカの化学物質汚染』(ナショナル環境トラスト,社会に責任を負う医師達,アメリカ学習障害協会による報告書),『PCB及びダイオキシンへの暴露によるオランダの就学前児童の免疫機能への影響について/概要』(Nynke Weisglas-Kuperus 他による)
※掲載情報例:『内分泌攪乱化学物質(EDCs)の低濃度曝露による影響』(アメリカ国家毒性計画,2001/06/18)
※中西準子氏の推薦文:日本人は、環境問題を誤解している。人間への危険性ばかり声高に騒ぎ、人間以外の生物への影響には、とんと無関心。もっと生物のことを考えよう。化学物質の生物への影響を真っ正面からとりあげた、日本で最初のこの本を読むことから始めよう。 〔北野大氏の推薦文もあり〕
※第11章『薬物代謝と毒性学』(内分泌撹乱物質と薬物代謝 など)ほか
※第7章『核内ステロイド受容体を介する 細胞内シグナル伝達』,第8章『薬物受容体 シグナル系』(AhRによるCYP1ファミリーの誘導 など)ほか
※第2章9節『薬物異物受容システム』にAhR,薬物誘導などに関する最近の研究紹介
※第3章2節『核内受容体と創薬』にER(エストロゲン受容体)に関する記述
参考:2章9節p.139図2のPYPのPDBデータ例1odvのChain A
※p.107:“今日では核内受容体はもっとも重要な薬の標的と考えられている。また環境ホルモンなど核内受容体に結合する環境物質は,非常に低濃度でも危険性が高い” → 上掲「受容体がわかる」(羊土社)参照
※本記事に関する意見およびその意見に対する編集員会の見解 → 化学と工業,52(5),639-640(1999)

※参考:PDBデータのLigand結合部位(Chime版)による1qkuChain AのSITE部分(上記論文 Figure 3 に対応)「内分泌撹乱物質の評価手法の開発 −内分泌攪乱物質の情報科学的研究」(森田昌敏)など <内分泌攪乱化学物質データベース,“レポーター遺伝子法”に言及 → 関連ニュース『化学物質の環境ホルモン作用で182物質確認』参照>
※RXRについては例えば以下を参照

※参考:ヒトのRXRの例(PDB 1g5yのChain A・B)
PDF資料図2
▼掲載解説例

〔左〕分泌性ホスホリパーゼA2(sPLA2)のデータ例1db4とフタル酸ジ2-エチルヘキシル(右下);工藤の解説より
〔右〕PPAR(ペルオキシソーム増殖剤活性化受容体)-αのデータ例2p54とPFOS(右下);小泉の解説より

※11/18・14:40〜18:40のワークショップ1「内分泌かく乱物質の有害性のプレスクリーニング法としてのQSARの有用性」は,QSARで有名な藤田稔夫先生(京都大学名誉教授)がオーガナイザーになっています.QSARについては分子と分子の相互作用(QSARと有機概念図から),環境ホルモンとして疑われている化合物の分子情報(3D-QSARの紹介)をご参照ください.
“環境ホルモン”問題は人間と化学物質の関係を見直す契機ともなっており,自然科学分野だけでなく社会学・経済学・人間学・倫理学など,多様な観点から取り上げられているほか,小説などの題材にもなっています.以下の多様な検索サイトで,“環境ホルモン”など任意のキーワードを入力して検索することにより,その現状が浮かび上がってくると思いますので,どうぞご活用ください.
※以下のサイト情報に関しては,著名なメールマガジンAcademic Resource Guide(67号の「関連サイト紹介」など)の情報も参考にさせていただきました.
同・ニュース検索
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