◆ フェノールフタレインのpH変化による構造と色の変化 ◆

Jmol版に変更しました(2019/02/14)


(pH<8.3,無色)

H+↑↓OH-

(pH=8.3〜11.0,赤色[λmax=552nm])

H+↑↓OH-

(pH>11.0,無色)

    参考文献
  1. 時田澄男,「カラーケミストリー」,p.146,丸善(1982)
  2. 西久夫,「色素の化学」,p.90,共立出版(1985)
  3. 西本吉助・錦谷千穂,「色はどうして出るの」,p.40,裳華房(1991)
  4. 野村正幸・山城崇,『フェノールフタレインの変色域について』,化学と教育,41(8),562(1993)
  5. 佐藤健太郎,「すごい分子 世界は六角形でできている」,p.204,講談社ブルーバックス(2019) → Jmolトピック(本サイト)

※変色域や赤色溶液のλmaxは文献で異なり,上記の λmax=552nm は文献 1) での値であり,2) では λmax=588nm,4) では,変色域が pH=8.3〜13.4,λmax=553nmである.
「生活環境化学の部屋」ホームページに戻る