文献の図（「メディシナルケミストリー」，図2.11）を参考に作図し，以下の分子モデルも組み立てたもの。ただし原図ではどちらも塩酸塩で描いてあり，上のアミンの部分がアンモニウム塩になっている。また下の分子モデルは構造解析で得られている安定構造ではなく，重ね合わせモデルも上図矢印の3原子を指定した場合の参考例に過ぎない。
　分子の重ね合わせは，いくつかの分子計算ソフト（市販分子科学計算ソフトウェアの比較参照）で可能であり，ここではAlchemy 2000の“RMS Fit”機能を用いて実行し，PDB形式で保存した。

参考文献・Webページ
• 山川浩司・金岡祐一・岩澤義郎，「メディシナルケミストリー 第4版」，p.24，講談社(1998)
• モルヒネの副作用／モルヒネが副作用などで使えない場合の代替薬（癌疼痛に対する麻薬性鎮痛剤の処方　第5版）
• 鎮痛剤等に関するトピックス
  • 張る鎮痛薬、解禁／がん患者の使用想定（朝日，2002/03/20）　※フェンタニル（fentanyl）のChemfinder情報

• 話題の制がん剤とモルヒネ誘導体
• 薬物事典
• 本間善夫・川端潤，「パソコンで見る動く分子事典」，p.26・128，講談社ブルーバックス(1999)