で作用機序や開発経緯を含めて詳しく解説されています。
さらに,2002/04/08-09にはNHK教育テレビで,『末期がんでもあきらめない』(第1回:患者が選んだ抗がん剤治療,第2回:がんとの共存・免疫療法)が放映されました。
また,がん治療において,患者の痛みを和らげることが重要な課題となっており,モルヒネ(モルフィン)などの鎮痛薬を上手に使うことが求められています。以下の文献では,新しく開発された鎮痛薬を含めてわかりやすく解説されており,さらにそれらの薬剤にがん細胞の増殖抑制効果(制がん作用)が認められつつあることにも言及しています。
以下では,NHKの番組や文献[1]で紹介された薬剤と,上表にあげたモルヒネ関連化合物の一部の分子モデルを示します。
●モルヒネ誘導体の例〈表1〉 ●話題の制(抗)がん剤の例〈NHK番組資料,文献[1],その他より〉 ※参考 ●その他の制(抗)がん剤の例 TS-1(胃がん用;以下の3種の混合物) ・ ・ ・ テガフール・ウラシル/UFT(ウラシルと上記テガフールの配合剤) ・ ●その他(併用剤およびその候補例,研究・治験中)
《 今後も分子を追加します 》 |
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PDBデータ151Dの「5'-D(CpGpApTpCpG)-3'」から,「5'-D(TpCpG)-3'」とadriamycinだけ切り出した分子モデル
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↓ PDBデータ1TUPのDNAと3つのChain(A, B, C)から,DNAとChain Bだけを切り出した分子モデル
※amino表示の凡例
【補足】がん抑制遺伝子p53
参考図 がん抑制遺伝子p53;PDBデータ/1TUPから作成
※上記データはProtein Data Bank (RCSB PDB)の公開データ1TUPから,一部を切り取って作成したものです.詳細はオリジナルデータ情報を参照してください.
ASP GLU CYS MET LYS ARG SER THR PHE TYR
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