◎アブルカム・M・シャムスディン 著,坂本孝作 訳,「天然抗ガン物質 IP6の驚異」,講談社ブルーバックス(2000)
穀物に含まれる以下の成分のガン予防効果・縮小効果について詳しく論じた本が出版されました。動物実験などから,ガン以外にもAIDS治療効果,肺繊維症・尿路系結石・心臓疾患などにも効果があるとの可能性も指摘されていますが,今後の臨床試験が必要な段階のようです。
また最近亜鉛摂取不足による味覚障害が問題になっており,以下のフィチン酸が体内での亜鉛の吸収を阻害してるとの報告もあります(Web上の参考情報例1・2・3)。